お祝いの言葉

開催地県知事挨拶

栃木県知事 福田富一

お祝いのことば

 公益社団法人日本青年会議所第70回全国大会とちぎ宇都宮大会」が盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。また、第70回の記念大会が栃木県で開催され、全国各地から皆様をお迎えできることは、誠に喜ばしく、心より歓迎申し上げます。

 青年会議所の皆様におかれましては、青少年育成やまちづくりなど様々な事業を活発に展開され、地域社会のリーダーとして、地域の活性化に重要な役割を果たされておりますことに、深く敬意を表します。

 さて、我が国は、人口減少・少子高齢化の進行、新型コロナウイルス感染症の流行など、時代の大きな変化の中にあります。また、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、グローバルな視点を持ち行動することが求められております。このため、本県では、県政の新たな基本指針として策定しました「とちぎ未来創造プラン」において、めざす将来像を「人が育ち、地域が活きる、未来に誇れる元気な“とちぎ”」と掲げ、「新たな日常」やSDGsへの対応といった視点を取り入れながら、県民、市町、企業などと連携・協働し、各種プロジェクトを積極的に推進しております。

 こうした中、本県において全国の青年会議所の皆様が一堂に会され、「共生の精神」を大会テーマとして、持続可能なまちづくりの姿と地域間連携を基軸とした共生の姿を発信されることは、大変意義深いことです。今後とも、若者ならではの清新な発想と情熱、そして溢れる行動力をもって、青年会議所の目標である「明るい豊かな社会」の実現に向け、より一層御活躍されますことを期待しております。

 本県は、豊かな自然や豊富な温泉、世界に誇る歴史遺産、そして、52年連続収穫量日本一に輝く“いちご”に代表される新鮮な農林水産物など、多彩な地域資源に恵まれております。県外からお越しの皆様には、この機会に、本県の魅力を堪能いただければ幸いです。

 結びに、本大会の開催に御尽力いただきました関係者の皆様に心から感謝申し上げますとともに、本大会の御成功と日本青年会議所をはじめ各青年会議所の今後ますますの御発展と、御参加の皆様の御健勝、御活躍を心から祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

栃木県知事 福田富一

 

 

開催地市長挨拶

お祝いのことば

 公益社団法人日本青年会議所第70回全国大会とちぎ宇都宮大会」が、全国各地から多くの会員並びに関係の皆様方をお迎えし、本市において盛大に開催されますことは、誠に喜ばしく、宇都宮市民を代表して心から歓迎申し上げます。

 日本青年会議所の皆様方におかれましては、日頃から「修練」「奉仕」「友情」の三つの信条のもと、地域の若きリーダーとして全国各地におきまして積極的に地域活動や地域の課題解決に取り組んでおられますことに、心から敬意を表します。

 また、将来を担う各地の青年経済人が「共生の精神」をテーマに本市にお集りいただけることは、大変有意義なことであり、本大会をきっかけに交流のネットワークを広げられるなど、大会への参加が皆様にとってより良い機会となりますことを御期待申し上げます。

 さて、本市は、美しく豊かな自然に恵まれ、古くから交通の要衝として発展し、現在では、経済・情報・文化・医療・福祉などの様々な都市機能が集積し、栃木県の発展をリードする都市としての役割を担っており、市民・団体・事業者・行政などが相互に連携しながら、「人づくり」と「まちづくり」を一体的に推進しております。

 このような中、令和4年度には、宇都宮駅東口交流拠点施設の開業を始めとした賑わいと交流の拠点となるJR宇都宮駅東口地区のまちびらきや東西基幹公共交通としての次世代型路面電車LRTの開業などを予定しており、これは本市が目指すまちの姿である「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成において大きな前進につながり、県都にふさわしい誰もが安心して移動しやすい社会の実現が期待されるなど、100年先も持続的に発展し、今を生きる市民と未来を生きる市民が豊かで幸せに暮らすことができる「未来都市うつのみや」の実現に向けた第一歩であります。

 御参会の皆様方には、この機会に、餃子やジャズ、カクテルのほか、日本遺産に認定された大谷石の産地である「石の里 大谷」など、本市の多彩な魅力を感じていただき、新型コロナウイルス感染症が終息した際には、是非改めて本市に足を運び、本市の魅力を満喫していただければ幸いです。

 終わりに、本大会の御成功と公益社団法人日本青年会議所のますますの御発展を祈念申し上げ、あいさつといたします。

宇都宮市長 佐藤 栄一

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