【厚生労働大臣賞】沖村フォンデビラ 有希子 「ヤングケアラー・ケアラー支援を通じて社会福祉やケアをより身近に感じ、リテラシーが育まれ、良い循環が生まれる社会へ」

氏名 沖村フォンデビラ 有希子
所属企業・団体名 (株)スペース・オリオン
所属企業・団体役職 代表取締役
推薦青年会議所 一般社団法人横浜青年会議所
活動カテゴリー 青少年育成、世界平和、人権
SNS・HP 神奈川県ケアラー支援ポータルサイト 元ヤングケアラー体験談掲載
武井壮×元ヤングケアラー 出演

活動エリア及び活動内容

活動地域: 全国、主に神奈川県

活動内容 ケアラー支援法、神奈川県ケアラー支援条例実現にむけた政策提言
元ヤングケアラー、若者ケアラーとしての発信

活動内容写真

経歴 自己PR

誰もがケアする、される時代。平均世帯構成人数が2人となってしまった日本では、世帯の誰かがケガをしたり病気になったら、なっていないどちらかが働きながら介護をしたり、またそのどちらかを諦めなければいけない現状があります。

暮らしや年金・税のリテラシー教育がないことによって自分が住んでいる地域にはどのような支援があるのか、まだまだ知らない人も多いですし、社会福祉などの人材も不足していることで、必要な社会資源を必要なときに利用することができず、自らの仕事ややりたい事を諦め、家族介護に打ち込む同世代がいます。彼らケアラーの姿を、単なる献身や美談、他人事としてながめていてはいけません。誰もが生まれ、育ち、働いて、続いていく社会。

ケアを皆が自分事として捉え、家族だけでなく社会で支えていく仕組みを作りたいと、私は考えます。

私自身も母の介護のかたわら、会社を経営したり、9年付き合った夫と国際結婚をしたり、自分のやりたいことを少しづつですが、あきらめずに実現してきました。
昨年第一子も出産し、介護と子育てのダブルケアという新しいフェーズも原体験しています。

私達若者のひとり1人が自分の人生をあきらめず、人生を最後まで生きぬくために、ケアラー支援を通じて、誰もが臆さず外出できる社会の実現にむけて、邁進しています。

これからの地域社会は、一人ひとりが共に生きていく。

そのためにも、家庭の誰かひとりが犠牲になるのではなく、誰もが社会福祉やケアをより身近に感じられる生活、街に暮らす人々や個人のリテラシーが育まれ、良い循環で支えあい営まれる社会であってほしいと、自身の体験から心より願っております。

VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)

家族の誰かがケガをしたり、病気になったり、老いてしまっても、家族だけで介護するのではなく、色々な社会資源を利用してひとり1人のやりたいことをあきらめず、生活できる社会。

社会福祉やケアをより身近に感じられる生活、街に暮らす人々や個人のリテラシーが育まれ、良い循環で支えあい、営まれる社会。

ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)

2022年 神奈川県知事が開催する県民と対話の広場に県庁より呼ばれ、若者の貧困について県民と対話する場に参加し、ケアラー支援の必要性について訴えました。
神奈川弁護士会主催 第8回人権シンポ・inかながわ 日弁連 貧困問題全国キャラバン 講演 パネリスト

神奈川県民生委員・児童委員協議会 ケアラー支援研修会 講師、立教大学、北陸大学 ゲスト講師

IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)

今まで家族の介護やケアによって起こる問題や課題への対処は、家族だけで行うもの/家庭内での問題として捉えられていたが、そうではなく、社会問題だと気づかせる影響がある。

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