青少年育成・世界平和・人権

下里 夢美(WEB選考会第1ステージ通過者)

性別
氏名 下里 夢美しもさと ゆめみ
所属企業・団体名 特定非営利活動法人Alazi Dream Project
所属企業・団体役職 代表理事
活動カテゴリー 青少年育成、世界平和、人権

活動エリア及び活動内容

9年間に渡り「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」をビジョンに、世界最貧困国シエラレオネおいて、経済的理由により教育機会を得ることが困難な児童労働に従事する子ども1,554名への復学支援を行ってきました。19年より、若年妊娠することにより勉学の機会から断絶されてしまう女の子の教育を受ける機会を守るため、問題の根本解決を目指した独自の性教育プログラムを20,936名の男子中高生に実施しました。

質問1.この活動を通してどのような未来を実現したいと思っていますか(ビジョン)

この活動は、当時高校生だった私がとあるテレビ番組で、内戦で両親を亡くし、8歳にして兄弟を養うために、毎日児童労働に従事していた少年アラジ君が、テレビクルーから欲しいもの尋ねられた際に「勉強がしたい」と答えた場面に、その後の人生すべてを変えるくらいの大きな衝撃を受けた事に始まりました。生まれた環境によって人生や夢が制限されず、誰もが夢を抱いて、当たり前のように平等に努力ができる社会を実現したいです。

質問2. 未来を実現するために今行っている具体的な活動をお答えください(アクション)

子ども達が将来、豊かな人生を送る事ができる為の最初のチャンスとなる教育機会が得られる為の各支援(都市部での奨学金給付支援、農村部にある小学校への給付支援、10代のシングルマザーへの復学支援)を行っています。また、大きな社会問題である若年妊娠による教育機会からの離脱に対する根本的な解決に向け、中高生男子へのアプローチである性教育プログラムの大規模実施により、女性の教育機会を守ることに寄与しています。

質問3.あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えていますか(インパクト)

創設から約8年で、延べ約1,554名の最貧困家庭の子ども達に公教育への復学機会を提供してきました。年々増加する寄付者の支えあり昨年現地法人を新設しました。2050年までに現地行政へと引継ぎ、現地での財源を元に全ての運営が行われる状態を目標とします。また、男子中高生への性教育プログラムの大規模実施により、男性中心の社会から男女平等社会への変容、若年妊娠の低減、女子教育の拡大のインパクトを目指します。

質問4.あなたの活動を公開しているSNSやHPがありましたら教えてください。

■Alazi Dream Project公式HP(https://alazi.org
■Alazi Dream Project公式Twitter(@alazidream)
■下里夢美note(https://note.com/shimosatoyumemi
■下里夢美Twitter(@shimosatoyumemi)
■下里夢美Instagram(@yumemishimosato)
■下里夢美Facebook(Shimosato Yumemi)

経歴 自己PR

桜美林大学LA/国際協力専攻を卒業後、若手NGOが少ない中2014年から活動を開始し17年25歳でNPO法人アラジを設立、代表理事に就任。シエラレオネ共和国で10代のシングルマザー復学支援、男子中高生への性教育プログラム等4つの支援プログラムを実施。インタビュー・テレビ等のメディア出演や、学校機関での講演会(約300回)で、シエラレオネの貧困の諸問題の啓発活動を行う。筑波大学非常勤講師。二児の母。

活動内容写真

TOP